先日も報告しましたが、毎日新聞の取材をうけました。
その記事。
たっぷり2時間話をさせていただきました。
そしてうまく編集してくれました。
このインタビューは先月、その後・・・昨日です。
図書館協会の方の講演を聞きました。
図書館とは・・・
この記事=僕の考えは間違っていないんだなと勇気をいただきました。
その話をまた今度。
では、記事です。
◇町を演出したい−−花井裕一郎さん(45)
交流や文化の拠点として生まれ変わろうとしている町立図書館の館長に昨年12月、就任した。役場に隣接して来年4月に開館予定の新しい図書館(交流センター)。町は「学び・情報発信・交流・子育て」の場にしようと、館長を公募した。これまでテレビディレクターとして映像作品の演出を手がけてきたが、「図書館はまさに空間演出。従来の図書館ではなく、交流センターにするからこそ僕の出番」と感じた。
福岡県の筑豊地区で育ち、大学進学を機に上京。高校時代にバンド仲間と行ったプロモーションビデオ作りが楽しく演出の道に進んだ。主にドキュメンタリー番組の演出を担当。演出の場を映像以外で探し始めていた00年、料理番組の制作で小布施町を訪れた。
小布施の人たちと話していると、東京では愚痴で終わっていた話が、生き方や文化のことなど未来につながる議論をすることができた。「ここで住んで何かしたい」と思うようになり、翌年には東京から移り住んだ。町の土地や自然に合わせた生き方に触れることで「表面的なかっこよさ」を求めがちだった演出から「生き様の記録」にこだわるようになったという。
交流の場を作ることに賛同し、図書館計画に取り組んできた。「館長と呼ばれるのはあんまり……」と笑う。「静かで調べ物をする場所」から「本を読みながら笑い声が響くようなサロン」のような図書館を目指す。「本を読むだけでなく、コンサートなどの催し物も行うことができる場所にしたり、『小布施調査隊』を作って生きた証しを残したい」とアイデアはわき出てくる。「図書館という場で自分が媒体となり、町を演出したい」と目を輝かせた。
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