2008年4月28日月曜日

「連想する場」としての公共図書館

久しぶりのBLOGです。

今日は講演会のお知らせです。

国立情報学研究所 連想情報学研究開発センター長 高野明彦教授の講演会です。タイトル「「連想する場」としての公共図書館
~情報を発想力に変える空間~
」夢が広がるタイトルです。

高野教授が開発されたシステムでは、自らが探し求める書籍はもちろん、これまで想像もしなかった関連情報とも出会うということが可能になっています。高野教授が開発した検索エンジンは、情報空間での新しい「読書環境」の実現を目指すことが可能になってきました。誰でも簡単につかえるこのシステムを知り、使用することは、美術館や小布施の施設に存在する情報(図書)を知り、小布施の未来へを豊かにするものと考えれられます。

是非、お時間のある方、小布施へおいでください。



「連想する場」としての公共図書館
 ~情報を発想力に変える空間~

日時 5月9日(金)   午後6時〜
場所 北斎ホール
入場 無料


高野明彦教授
所属:国立情報学研究所 連想情報学研究開発センター長・教授
東京大学大学院情報理工学研究科教授 併任
専門:連想情報学、プログラミングの代数
研究テーマ:情報の集積を計算機構(連想計算)に変換する方法の開発。
連想計算による新しい検索(連想検索)、要約(特徴語抽出)。
連想する情報サイト構築(WebcatPlus新書マップ想・IMAGINE、etc.)
趣味:本屋めぐり、神保町散歩、音楽を聴くこと、映画を観ること

NHKの「爆笑問題のニッポンの教養」(http://www.nhk.or.jp/bakumon/)にも出演。



「社会的に価値があるものを作って、公共財としての情報を発信していきたい」高野教授は、税金で運営されている国立研究所の一員として、人々の役に立つ、実用的な研究をしています。新書マップやBOOK TOWNじんぼうなど、構築してきたサイトすべてで実用性を重視しています。デザインやインタフェースに凝り、誰にでも使いやすく質の高いサイトを目指しています。実例として、文書情報の類似性を高速に計算する汎用連想計算エンジンGETA(Generic Engine for Transposable Association)を開発してオープンソース形態で配布。GETAを利用した図書情報検索サービスWebcat Plusでは、900万冊の本の連想検索を提供しています。GETAは文化遺産オンライン、新書マップ、Book Townじんぼうなど、その他の情報サービスでも広く使われています。「連想検索」のプロトタイプは科学雑誌「nature」に「21世紀に注目される情報検索技術」として掲載。

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